百道(ももち)から

考えの切れっぱし

2019-01-01から1年間の記事一覧

映画『アド・アストラ』

ブラッド・ピットをお目当てに観ました。父(母)親に強い影響を受けて大きくなった人というのは、こういうことに直面するのかな。そしてその後どうであったであれ、親を乗り越えていくことになるのだろう。 父親役のトミーリー・ジョーンズが良かった。地球…

ピンチ

月に1回ぐらいは、こりゃあ、ピンチだなあと思う日がやってくる。原稿締め切りの直前。原稿にまったくタッチする前の、何も見えなくて恐怖っていう段階はその前。そこは通り過ぎて、蓋を開けてみたらあら、これ形になるのかしら、本当に、っていう段階。第…

「すごい!」といわせられる人のこと

今日は売れっ子の定義をひとつ見つけた気がするので、書き留めておく。売れっ子というのは、みんなが「すごい!」と思う場所に、最短の距離と最短の時間でたどり着ける人だと気付いた。すぐに答えを出せる人。時間をかけずに、迷うこともなく。当たり前じゃ…

『ブラインド・スポッティング』

アメリカ・オークランドで育った黒人の男と、11歳からの幼馴染みという白人の話。生まれながらに差別を受ける、違う目で見られるということの重さがずっしりと伝わってくる。「自分はこうじゃない」「そんなことは思ってもいない」というのは、人種的な問題…

新書が好き

新書が好き。先日は「『面白い』のつくりかた」(佐々木健一)、「本当に頭のいい子を育てる世界標準の勉強法」(茂木健一郎)、「60歳で小説家になる。」(森村誠一)、を手に入れた。 「『面白い』〜」は芸を出し惜しみしていないというか、こんなにノウハ…

尊敬するということ

連休は日本舞踊、バレエ、ヒップホップと踊り漬けの三日間だった。すべて鑑賞および稽古の見学。客席かレッスン場の板間に座る日々だったな。 印象深かったのは最終日のヒップホップダンスのレッスン。その日は著名なダンサーが遠方から見えて、指導をする日…

お稽古ごと

数年前まで日本舞踊に熱中していた。環境が変わって今はお休みしている。 昨年、かつての稽古仲間が名取になった。そして先日、目出度く初舞台を迎え、お声をかけていただいたので出かけていった。舞台の前に少し話をしたくて、楽屋裏に行くと、舞台袖に紋付…

実験いろいろ

どうやら。二日に1本なら書くネタが浮かぶのだが、一日1本はなかなか浮かんでこない。これが今の私らしい。それがわかっただけでもこの日記マラソンの成果があったというものだ。これは実験中なのでまだ次なる解が出てくると思うけれど。 自分をいかした実…

インタビューが好き

インタビューをするのが好きだ。最近強く思うのは、とにかく対象人物の今を聞き出し、描くこと。今何を思っていて、今何が課題なのか。課題にどう取り組もうと思っているか、方向はどっちを向いているのか。読んでくれる人は今から知る話を、人生の参考にし…

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

舞台は1960年代後半のハリウッド。大方の予想通りクレイジーなシーンがたくさんあるんだけれど、ちょこちょこっと人間臭さが出てくるところが、なんともグッとくる映画だった。ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの二大共演、監督はクエンティン・…

作文教室の子どもたち

小学生の作文教室を5年ぐらい続けてやっている。準備は苦しいが、楽しい。題材、切り口などどんな中身なら楽しく書いてくれるかな、どうしたら新しい自分を見つけてくれるかな、と考えながら取り組む。とつい詰め込みすぎることもあって、よく途中、ブレー…

ブログ2日目。近藤雄生さんの「吃音」など。

朝散歩しながら帰ったら何を書こうかな、いや日記なんだからまだ時間が早いだろ、なんて、一人にやにやしながら思っていた一昨日だった。しかしその日の午後に光回線を入れたばっかりに、ネットがつながらなくなっちゃって、あーらら、書けないじゃん、とな…

ブログを始めてみます

限界を越えると案外いいことある。それが最近の学びだ。ここ半年ぐらい、仕事のボリューム、時間の制約を気にせず、いろいろやってきた。実は今までもさほど気にはしてなかったんだけど、必要だとピン!ときたらどんどん買っちゃおうとやってきたら、変わっ…